芥子園(かいしえん、簡体字中国語: 芥子园、拼音: Jiè Zǐ Yuán)は中華人民共和国江蘇省南京市秦淮区の老門東三条営32号に位置する明末清初の劇作家・小説家李漁の庭園別荘。古くからの歴代画論に始まり、山水、花鳥などの技法を解説した絵画論『芥子園画伝』がこの別荘から由来である。

名称

仏典では「芥子納須弥」(芥子に須彌を納める)、すなわち、小さな芥子の粒の中に、仏教世界の中心に高くそびえる須弥山を入れる。

特徴

芥子園は、わずか三畝に満たない規模であるが、李漁による丹念な設計と巧みな工夫によって、「壺中の天地」と称される独自の美を実現した庭園である。その革新的な構成と優雅な景観は、東洋庭園史、とくににおいて重要な位置を占めており、限られた空間を最大限に活かした名作として広く知られている。

歴史

清代康熙七年(1668年)より築かれた。

入館料・開館時間

  • 入館料:15元。
  • 開館時間
    • 月曜日:閉館
    • 月曜日以外:9:30~16:30(入場は16時まで)

脚注

関連項目

  • 李漁
  • 芥子園画伝

外部リンク


芥子園画伝 Ehon Database

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